地震に備えましょう
住み慣れた家でも、いざ避難しようとすると慌ててしまいがちです。家のどの場所にいても安全を保ち、いざというとき慌てないためにも、避難方法や地震対策を備えておきましょう。
震度とマグニチュード
震度は、地震動(揺れ)の強さの程度を表すもので、震度計を用いて観測します。
震度 | 人 | 屋内の状況 | 屋外の状況 |
---|---|---|---|
0 | 揺れを感じない | ||
1 | 屋内にいる人の一部わずかな揺れを感じる。 | ||
2 | 屋内にいる人の多くが揺れを感じる。眠っている人の一部が目を覚ます。 | 電灯などの吊り物がわずかに揺れる。 | |
3 | 屋内にいる人のほとんどが揺れを感じる。恐怖感を感じる人もいる。 | 棚にある食器類が音を立てることがある。 | |
4 | かなりの恐怖感。眠っている人のほとんどが目を覚ます。 | 吊り物は大きく揺れ、食器類は音を立てる。置き物が倒れることも。 | 電線が大きく揺れる。 歩行者が揺れを感じる。 運転手も揺れを感じる。 |
5弱 | 多くの人が身の安全を図ろうとする。 | 吊り物は激しく揺れ、食器類や書棚の本が落ちることがある。 | 窓ガラスが割れて落ち、電柱が揺れるブロック塀が崩れることがある。 |
5強 | 非常な恐怖を感じる。多くの人が行動に支障を感じる。 | テレビが台から落ちたり、タンスなどが倒れることがある。 | 自動販売機や多くの墓石が倒れる。 自動車の運転が困難となる。 |
6弱 | 立っていることが困難になる。 | 固定していない重い家具の多くが移動、転倒する。 | かなりの建物で、壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する。 |
6強 | 立っていることができず、はわないと動くことができない。 | 固定していない重い家具のほとんどが移動、転倒する。戸がはずれて飛ぶことがある。 | 補強されていないブロック塀のほとんどが崩れる。 |
7 | 揺れにほんろうされ、自分の意思で行動できない。 | ほとんどの家具が大きく移動し、飛ぶものもある。 | 補強されているブロック塀も破損するものがある。 |
日頃からできる安全対策
- 棚類はL字金具や支え棒などで固定し、窓ガラス部分は、飛散防止フィルムを貼る。
- 重いものや割れやすいものは高いところに乗せない。
- テレビや花瓶は高い位置に置かない。額も落ちないよう固定する。
- 照明器具などのぶら下がっているものは落ちないようにチェーンをつける。
- 寝室では家具の転倒や落下で怪我をしないよう、家具の配置と寝る位置を工夫する。
- 安全に避難できるように、出入り口や通路に物を置かない。
- 家族で連絡方法や避難場所を確認するなど防災について話し合う。
地震が発生したときの行動
大地震がおきると、経過する時間でやるべきことが変わります。状況と対策を把握しましょう。
地震だ!〈最初の揺れは約1分〉落ち着け!身を守れ!火を消せ!
1分から2分 揺れがおさまった。
心得1
- 火元を確認!(火が出ても落ち着いて消火)
- 家族は大丈夫か!
- 津波予想にはすぐ避難。
- 靴を履く!(家の中も危険物でいっぱい)
3分 みんな無事か?近くに火は出てないか?
心得2
- 隣近所で助け合う!
- 見つからない人はいないか?
- けが人はいないか?
- 漏電・ガス漏れに注意!
- 余震に注意!
5分 ラジオをつけろ!電話はなるべく使わない!
心得3
- 市町村、自主防災組織の情報を確認。
- デマにまどわされない。
- 車でにげるな!
- ブロック塀、がれきに注意!
10分から数時間
- 協力して消火活動をしよう。
- 協力して救出活動をしよう。
- 避難する場合は、ガス栓、ブレーカーを切る。
発生から72時間まで
心得4
- 水、食料は備蓄でまかなう
- 災害情報、広報入手・ 壊れた家に入るな!
- 無理はやめよう!
- 助け合いの心を持とう。
- がまんも大切!
この記事に関するお問い合わせ先
総務部 危機管理課
〒886-8501
宮崎県小林市細野300番地 小林市役所 本館3階
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ファックス:0984-23-6650
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更新日:2022年02月18日