小林市地域公共交通計画【令和4年度～令和8年度】

近年、全国的に運転免許返納者などいわゆる交通弱者が増える一方で、人口減少による全体の需要減少と運転手不足の深刻化、さらに公共交通を維持・確保するための公的負担の増加等により、公共交通の維持は容易ではなくなってきています。

小林市においても、少子高齢化や人口減少の進行、自家用車の高い保有率等により、公共交通機関の利用者数は減少傾向が続いており、現在の地域公共交通を維持していく厳しさは増しています。

しかし、高校生を中心とした学生、高齢者や障がい者等の移動手段を持たない人にとって、地域公共交通は必要不可欠なものです。

また、地域公共交通の維持・改善は、単なる交通分野の課題ではなく、まちづくりや観光振興、健康、福祉、教育など市民生活に大きな影響を与えるものでもあります。

このような現状を踏まえ、本市の地域公共交通の維持・確保を図るため、新たに「小林市地域公共交通計画」を策定しました。