霧島ジオパークとは
小林市は、霧島市、曽於市、湧水町(鹿児島県)、都城市、高原町、えびの市の5市2町で霧島ジオパーク推進連絡協議会を設置し、県を越えた広域的な連携・協力を行い、霧島山の魅力を多くの方に伝えるために「霧島ジオパーク」活動に取り組んでいます。霧島ジオパークは、日本ジオパークに認定されています。
ジオパークとは
ジオパークの「ジオ」は地球を意味し、「パーク」は公園を意味します。すなわち「ジオパーク」とは、世界的に美しく貴重な地形や地質に触れ、学ぶことのできる、自然公園のことです。「ジオパーク」はユネスコが支援する「世界ジオパークネットワーク」が進めている活動で、自然景観や地球活動遺産の保護・保全に加え、それらを利用して科学・防災教育や地域活動に役立てることが求められています。
世界には、ジオパークネットワークが認定した「世界ジオパーク」があり、2013年12月現在、日本には洞爺湖有珠山、糸魚川、島原半島、山陰海岸、室戸、隠岐の6地域が世界ジオパークに認定されています。また、日本ジオパーク委員会が認定した日本ジオパークは30地域あり、霧島ジオパークもそのひとつです。霧島ジオパークも世界ジオパークに認定されるように5市1町が連携して様々な取り組みを行っています。
詳細は、日本ジオパークネットワーク「ジオパークとはなんですか?」のページへ
ジオパークであるためには
ジオパークであるためには、ジオサイト(地球科学的見所)を守るために、人が入ることができない柵を設けたりするのではなく、間近に見て、触れて、体感することを通して、文化的な活動を楽しんでもらうことを目指さなければなりません。
ゆえに、ジオパークであるためには、以下の要素が求められます。
- ジオサイト(地球科学的見所)に解説が施され、それらを巡るジオツーリズムが確立していること
- 各ツアーにはいくつかのストーリーがあり、そのコースやストーリーに沿って展開されること
- 誰もがジオを学べる当地ならではの教育プログラムが整備されていること
- ジオサイトを大切に保全・活用するスタッフやガイドなど、継続した運営体制が確立していること
霧島ジオパークの魅力
霧島ジオパークは地球(ジオ)の息吹である火山活動の歴史を見ることができます。
特に、以下の4つを大きな魅力として世界に発信しています。
- 日本で初めて国立公園となった理由でもある、雄大で美しく、かつ変化に富んだ景観
- 大地に刻まれた火山活動の歴史を体感できる火山の博物館
- 地球規模の環境変動と火山活動によって育まれた多種多様な植生
- 天孫降臨の舞台であり、日本の神話、歴史・古代史との関わり
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電話番号:0984-23-0456
ファックス:0984-22-4177(代表)
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更新日:2023年01月23日