地域おこし協力隊員の紹介

更新日:2025年04月01日

 小林市では平成25年9月から小林市地域おこし協力隊制度を導入しており、これまでに22人の隊員が地域おこし活動を行ってきました。そのうち、11人が市内で就業・起業により定住しています。

令和6年5月に小林市初の委託型地域おこし協力隊員1名を委嘱し、須木地域の課題解決に向けた活動に取り組んでいます。

1 協力隊の紹介

地方創生課(活動地域:須木地域)現隊員数 1名

黒部 有人(くろべ ありと)

着任日:令和6年5月1日

前住所:愛知県

経 歴:昭和60年8月生まれ、愛知県名古屋市出身。

・平成21年 名古屋市立大学芸術工学部デザイン情報学科卒業

・同年4月 林テレンプ株式会社入社 デザイン部所属(主に自動車のアクセサリーのデザインを担当)

・平成29年 カリフォルニア州の同社支店に出向

・令和3年 林テレンプ株式会社 帰任

主な活動内容:須木地域の課題解決(須木栗農園の管理・育成補助、レジャー施設すきむらんどの運営・企画補助、イベントポスターデザイン)

応募したきっかけ:妻の両親の故郷が小林市で、来市した際に自然の美しさやコミュニティの温かさに魅力を感じました。そこで移住を意識していたときに小林市の地域おこし協力隊OBの方と知り合う機会があり、地域おこし協力隊募集について知ったため、自分のデザインや企画力を活かして活動したいと思い応募しました。

2 地域おこし活動内容

協力隊活動1年目(令和6年5月~令和7年4月)

栗農園で栽培・収穫作業

須木地域の小牧農園という栗園で、農園の管理や収穫作業等のお手伝いをしています。

5月~8月は主に農園内の草刈りを行ってきました。傾斜地なため、乗用や歩行型の大型の草刈り機ではなく、刈払機で草刈りをしましたが、体力面でも本当に大変な作業でした。8月末からは園主さんやその家族と協力して収穫作業を行いました。

9月には栗の収穫もピークを迎え、11月に栗の収穫等の作業が終わってからはゆずの収穫作業も行いました。

冬には、栗とゆずの木の生育や実の付き方に良い影響を与えられるよう剪定作業を行いました。翌年の実りがとても楽しみです。

栗の販売・選別作業・販路拡大

須木地区のレジャー施設「すきむらんど」で研修しており、収穫された栗の選別作業や栗販売の一大イベント「すき栗フェア」での販売作業も行いました。

また市内だけでなく中部圏(愛知県豊田市や岡崎市)などでの販路拡大を目指して、栗を取り扱う菓子店や事業所を訪問するなど、今後の栗の付加価値向上に向けて活動しました。

レジャー施設の運営補助やイベントを企画

「すきむらんど」でフードトラック販売やイベントのポスターデザインなどを担当しました。前職での経験を活かし、「須木栗」のブランディングデザインに注力し、ロゴ統一やパッケージ提案を通じて一貫したブランド構築を目指しながら、SNSやデジタルツールを活用して地域内外への認知拡大に努めました。今後もブランド構築に力を入れて行きます。

協力隊活動2年目(1年目の活動も継続していきます。)

須木地域にある栗園から見た風景

初めての栗の収穫作業。

収穫した栗を選別し、ブランド栗「須木栗」として県内外の多くの人に購入していただきました。

栗の木の剪定の様子

須木栗を焼き栗にしてイベント等で販売しました。

活動2年目も草刈りから始まります。頑張ります!

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この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 地方創生課 地域おこし協力隊

〒886-8501
宮崎県小林市細野300番地 小林市役所 本館3階

電話番号:0984-23-1148
ファックス:0984-23-6650
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