新ご当地グルメ チョウザメ

更新日:2022年02月18日

チョウザメとは?

 チョウザメは、サメの仲間とは違った全く別の種類の魚です。チョウザメ科に属します。サメの仲間とは違うため、肉にアンモニア臭が無く、淡白な美味しい魚です。

なぜ小林市にチョウザメがいるの?

 小林市は、市内に約75ヶ所もの湧水地があり、出の山公園の湧水が名水百選にも選ばれるなど「名水のまち」と呼ばれています。
その豊富な名水を活用し、昭和58年より「宮崎県水産試験場小林分場」がチョウザメ研究に取り組んできました。
 同試験場は、平成16年に日本で初めてシロチョウザメの完全養殖に成功するなど国内においてトップクラスのチョウザメ技術を有しています。小林市の水は、チョウザメの養殖に適した水温であり、稚魚期には、地下水を利用することで、悪性の菌を池に入れることなく安全に育てる最高の条件のもと成育することができます。現在、小林市内では5業者で養殖を行っています。すべての養魚場で飼料の統一、霧島裂罅水で養殖されており品質統一に努めています。

小林市役所本庁舎前の池の傍にマスコットキャラクターのこすモ~がしゃがんでいる写真

なぜチョウザメと呼ぶの?

 チョウザメという名前は、体表にある硬い鱗(うろこ)が蝶の形に似ており、全体的な形がサメに似ている事に由来して、蝶鮫(チョウザメ)と付けられました。

白いチョウザメの鱗の全体像を上から撮影した写真

高級食材チョウザメ

 チョウザメの卵は、世界三大珍味の一つである『キャビア』で有名ですが、チョウザメの魚肉が高級食材として海外で扱われている事をご存じの方は少ないと思います。
 チョウザメの魚肉は古くから食材として利用されておりヨーロッパでは、ロイヤルフィッシュ、中国では、煌魚(エンペラーフィッシュ)と呼ばれ、時の王様や皇帝が食してきたという歴史をもっています。
現在でもヨーロッパでは高級食材であり、チョウザメ料理がメニューになければ三ッ星レストランとして認められないそうです。

黒い皿に綺麗に盛られたチョウザメ刺身の写真

新ご当地グルメ

 大切に飼育されてきたチョウザメを使ったご当地お弁当がこのほど誕生しました。その名も、「小林チョウザメ 炙りちらし」。酢飯の上にあぶったシロチョウザメとシベリアチョウザメの2種類の白身肉が乗り、ヘベスやかば焼きのたれをかけて食べます。
 鶏の唐揚げや卵焼きなども入ったお弁当で、価格は880円。10月30日から、弁当のくま扇さん・市場食堂(きりしま食品)さんの2店舗で販売されています。
 ぜひ、ご賞味ください。

黒い弁当箱に入ったチョウザメ炙りちらしの写真

新・ご当地グルメ第2弾

2014年2月7日に第2弾として「小林チョウザメにぎり膳」がデビューしました。生、炙り、創作3種類のにぎり寿司6貫やチョウザメのコラーゲン鍋、お吸い物、軟骨唐揚げが一緒になったチョウザメ尽くしのの豪華なご膳となっています。価格は1200円。堂之尾養魚場さん・和食亭 海せんさん・いこいの家さん・レストラン待夢さん・ゆ~ぱるのじりさんの5店舗で食べることが出来ます。ぜひ、ご賞味ください。

寿司下駄の上に綺麗に盛り付けられたチョウザメにぎりと小鉢、お吸い物などが写った写真

詳細(提供店舗、場所、連絡先等)はこちらをご覧ください。

問い合わせ先

小林商工会議所 電話番号 0984-23-4121

この記事に関するお問い合わせ先

経済建設部 商工観光課

〒886-8501
宮崎県小林市細野300番地 小林市役所 本館2階

電話番号:0984-23-1174
ファックス:0984-23-1197
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