10.電子くじについて

更新日:2022年02月22日

 電子くじは、開札において同価の入札をした者が、2人以上あるときに電子入札システムで自動的に落札者を決定するために使用します。

 電子くじには、入札書が電子入札システムに到達した時刻と、「くじ番号」が用いられるために、電子入札システムにより入札書を提出する時は、「入札金額」とともに「くじ番号」(入札参加者が任意に決めていただく3桁の数字)の入力が必要です。

電子入札システムの「電子くじ」の方式について

電子くじの方式

1.

入札書提出時に、くじ番号(入札参加者が任意に決めた3桁の数字)(A)の入力を行います。

2.

 入札書が電子入札システムに到達した時刻をもとに、GMT(グリニッジ標準時)1970年1月1日0時0分0秒からの延べ秒数を計算し、下3桁の数値(B)を取り出します。

 入札書到達時刻は、入札書提出時に発行される「入札書送信確認票」や「入札書受付確認通知書」で確認することができます。

3.

 入札参加者ごとに、項番1.のくじ番号(A)に項番2.の数値(B)を足し合わせ、計算結果の下3桁の数字(C)を求めます。

4.

 電子くじ対象者の電子入札書がシステムに到達した順番に、0,1,2,3,4…と番号を割り当てます。

5.

 電子くじ対象者の項番3の数値(C)を全て足し合わせ、当該電子くじ対象者数で割り、余りの数値を求めます。

6.

 4.で電子くじ対象者に割り当てられた番号と、5.で計算した余りの数値が一致した入札参加者が、落札者(落札候補者)となります。

備考

  • 天体観測をもとに定められたGMT(グリニッジ標準時)とJST(日本標準時:兵庫県明石市を通る東経135度上の時刻)とは9時間の差があります。

電子くじの計算例について (3人が同価入札の場合)

電子くじの計算例
くじ対象者 A者 B者 C者

くじ番号(A)

418

020

861

GMT(グリニッジ標準時)1970年1月1日0時0分0秒から、電子入札システムに入札書が到達した時刻までの延べ秒数

下3桁数値

(B)

  • 〈入札書到達時刻〉
    2005年7月8日
    16時40分50秒
  • 〈1970年1月1日0時0分0秒からの延べ秒数〉
    1120808450
  • 下3桁 450
  • 〈入札書到達時刻〉
    2005年7月7日
    10時20分35秒
  • 〈1970年1月1日0時0分0秒からの延べ秒数〉
    1120699235
  • 下3桁 235
  • 〈入札書到達時刻〉
    2005年7月8日
    14時25分10秒
  • 〈1970年1月1日0時0分0秒からの延べ秒数〉
    1120713910
  • 下3桁 910

(A)+(B)の下3桁

(C)

(418+450)

868

(020+235)

255

(861+910)=1771

771

入札参加者数あたりの(C)の合計

(868+255+771)/3=631 余り 1

電子くじ対象者の入札書到達順番

上記の電子くじの方法4.を参照

3番目

2

1番目

0

2番目

1

落札者(落札候補者) C社 (到達順番"1"=余り"1")
  • 計算を試される前に、電卓では5.の余りが小数点になりますので、手計算されると理解しやすくなります。

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