小林市PRムービー第5弾“サバイバル下校"篇を公開しました

更新日:2022年02月18日

 市では、「市民・出身者の応援」をテーマとしたシティプロモーションムービー第5弾“サバイバル下校"篇を、11月4日(金曜)から、YouTube(小林市公式チャンネル)で公開しました(期間限定公開)。
 2015年に4本のムービーを制作。そのうち1本は地元高校生と一緒になってつくりました。そして、今年もまた宮崎県立小林秀峰高等学校商業科・経営情報科3年生の生徒29人がCMプランナーとなって企画に参加してくれることに!テーマは“うらぎり"。約5ヶ月のワークショップとコンペ形式のガチバトルの結果、とてもユニークな7つのアイデアから1作品を実際のPRムービーとして制作しました。地上波にてオンエアも予定しています。

CMプランナーは29人の地元高校生

 モチーフは自由。「うらぎり」というテーマで、市民や出身者が元気になるようなPRムービーをつくってみよう!というコンセプトのもと、宮崎県立小林秀峰高等学校商業科・経営情報科3年生29名の生徒たちと5ヶ月に渡るワークショップを通じて、市役所職員、制作チームと協力することで、1本の作品が生まれました。

制服姿でカメラのほうを向いて並んでいる第5弾小林秀峰高校3年生の皆さんの写真

内容・ストーリー

小林市のまち並みをひたすら駆け抜ける女子高生。彼女は何に怯え、何から逃げているのか?
このまちに一体何が起こったというのか?そして、ラストに待ち構える衝撃の“うらぎり"とは…!?

制服姿の女子高生3カット分の写真が並んだイメージ

約5ヶ月のワークショップ

 生徒を7チームに分け、それぞれの企画を考えてもらいました。まずは基本的なCMの企画の仕方をレクチャー。メッセージの届け方を「誇張」「比喩」など具体的な演習を通して学びました。そして、小林市のモチーフ探し。方言以外にも様々な魅力を掘り起こしていきました。コンテ化はやはり慣れていないこともあり、みんな四苦八苦していた模様。中間プレゼンでアイデアを絞り、ブラッシュアップしていきます。さらに名案をビデオコンテにしてプレゼン。見事選ばれたアイデアを1本のCMとして制作しました。

Step1.オリエン~CMのつくり方講座~

講師が学生たちの学習の様子を見守っている写真

Step2.ネタ・モチーフ探し~市の魅力って?~

女子生徒7名がパソコンのモニターを見つめている写真

Step3.コンテ化~ストーリーを考える~

絵コンテを書き込めるプリントの写真

Step4.中間企画プレゼン~選ぶ・捨てる・説得する~

マイクを手に持ちそれぞれの班で発表をする生徒たちの写真

Step5.ビデオコンテプレゼン

スクリーンにスライドを移しながら前に出て発表する3名の女子生徒の写真

Step6.撮影~編集

カメラやマイクなどの機材を手に取材をする生徒と大人たちの写真

ワークショップのくわしい情報はコチラ!スペシャルサイト

撮影には高校生自らも参加!

 駆け抜ける同級生たち。木の上から合図を送る女の子。草原にカムフラージュする男の子。川から上がってくる2人組…。主人公を取り巻く“仲間"たちの役を、小林秀峰高等学校の学生自らが演じました。ムービーへの出演はみんなはじめての経験でしたが、いずれもなかなかの名演技。見ている学生たちも刺激を受けていました。

街中を駆け抜けるペア

階段の前で張り込みをする男性と女子生徒2名のの写真

木の上から合図を送る役

葉っぱの飾りでカモフラージュした合図役の女子生徒の写真

草原にカムフラージュ

倉庫のような場所と草原で立つ男子と女子生徒の写真

7チームで企画バトル!

 生徒を7チームに分け、それぞれ企画を考えてもらいました。まず最初にCMの考え方をレクチャーし、演習を実施。モチーフ探し、ストーリー作り、絵コンテ、プレゼンというプロセスを経て、以下の7作品をビデオコンテに。生徒も全員参加の公正な審査のもと、最も人気のあった作品を実際に制作するという企画バトルを行いました。

1班「ホタルの里」篇

ホタルの里に人間たちが押し寄せてきた。
その時、彼らのとった行動は…!?

2班「サバイバル」篇

何者からか逃れるように進む学生たち。
彼らはどこへ向かっているのか?そして、彼らが恐れていたものとは…!?

3班「不思議な山」篇

そこは、登山者が願ったものが次々に現れる不思議な山。
しかし、その後驚くべきうらぎりが待っていることを、彼は知らないのだった。

4班「スーパースロー」篇

おまんじゅうを食べるおじいちゃん。
でも…えっ、動いてる?動いてないの?いや、やっぱ動いてる…?

5班「落とし星」篇

帰り道、星を拾った少年。結構ベンリかと思いきや…!?

6班「走るお年寄り」篇

今日も元気にランニングするおじいちゃん。しかし、あまりにもスピードが出すぎて…!?

7班「恋心」篇

ベンチに座る男女。もしかして、この気持ちは恋…?
しかし、恐るべき展開が彼らを襲う。

「てなんど小林プロジェクトとは?

 「てなんど」とは、西諸弁(小林市を含む西諸地域の言葉)で「一緒に」を意味する「てなむ」と、「ブランド」をつなぎ合わせた造語です。
 急激な人口減少、超高齢化により、地方の文化や歴史が失われていくことが懸念される今、積極的な地域資源の保存と活用策の必要性に注目が集まっています。そんな中、このプロジェクトは、交流人口の拡大と定住人口の増加を目的として立ち上がりました。地域の魅力を発信することで、市民の郷土に対する誇りや愛着の醸成、都市住民との交流などの促進に貢献しています。
 小林市での方言である西諸弁(にしもろべん)をモチーフに「西諸弁標準語化計画」と題し、その日本語離れした言葉をユニークなポスターにしたシリーズはWEBメディアにも取り上げられ有名に。
 その他、市民が参加する写真・動画コンテスト、地元クリエイターがデザインする西諸弁Tシャツの販売、地元劇団の企画・制作によるWEBムービー配信など、活動の幅を広げています。本PRムービーも、「てなんどプロジェクト」の取り組みの一環となります。2015年度に、テーマ別に4本、2016年度中に2本のムービーを製作予定です。

関連サイト

制作スタッフ

クリエーティブディレクター:越智一仁(電通)
コピーライター:村田俊平(電通)
CMプランナー:
川野恵理/小薗雄大/田上拓樹
黒澤優花/宮田和暉/萩原景子/藤元友茉/北ノ薗遼
田村彩/川畑嵐/田口大貴/野口元暉/嶺石将伍
上野弥幸/上別府芽衣/河野未来/川良采未
今東玲奈/岩元菜摘/小野清香/梯彩乃/入江佑香
大久保麗/倉薗華乃子/塩滿彩夏/内満ケイト
栗本みゆ/高橋優紀菜/牧野笑緯
(宮崎県立小林秀峰高等学校 商業科・経営情報科)
プロデューサー:川崎泰広(ロボット)
ディレクター:竹林亮(EPOCH)
カメラマン:幸前達之(クランク)
カメラマンアシスタント:今岡利明(クランク)
照明:平山たつや(クランク)
カラリスト:平田藍(PPC)
スチールカメラマン:鶴田健介/深草由樹
プロダクション・マネージャー:笹谷貴久(ロボット)
オフラインエディター:西島朋宏(フリーランス)
コンポジット:横山辰郎(McRay)
MA:柏木勝利(McRay)
録音:北島万砂夫(エヌ・アイ・オフィス)
西諸弁スーパーバイザー:安楽究/柚木脇大輔
コーディネーター:柚木脇大輔/鶴田健介/深草由樹
スタイリスト:飯間千裕/長嶋優季(レブロン)
ヘアメイク:井高麻里(フリーランス)
キャスティング:堤憲一(Kettle inc.)
現地キャスティング:里岡小愛/柚木脇大輔
キャスト:
今野鮎莉(トヨタオフィス)
松山尚子(宝井プロジェクト)
現地キャスト:
矢野雄二郎/堀研二郎/山室曹伍/安楽究/上野弥幸
岩崎潤/上別府芽衣/小野清香/下原涼/種子田竜靖
萩原景子/合原翔太/田村彩/藤元友茉/宮田和暉
WEBデザイナー:曽根良介(電通)
WEBコーダー:江國翔太(フリーランス)
クライアントスーパーバイザー:安楽 究
講師:西田次良/黒木庄吾/野口ゆり/瀧口尚志/山本美沙/上田弘子(宮崎県立小林秀峰高等学校)
撮影協力:ヴィヴィアン/伊藤香
アカウント・エグゼクティブ:吉武優(電通)
アカウント・エグゼクティブ:岩佐圭剛(電通九州)

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 地方創生課

〒886-8501
宮崎県小林市細野300番地 小林市役所 本館3階

電話番号:0984-23-1148
ファックス:0984-23-6650
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