東方大丸太鼓橋(ひがしかたおおまるたいこばし)

更新日:2022年02月18日

 大丸太鼓橋は、浜ノ瀬川に架かる石橋で、鹿児島県の豪商森山新蔵が私費で弘化4年(1847)に竣工させたものです。この橋は水路橋で、元は木造樋で通水していたが、洪水のたびに補修が必要で、また人馬は樋を渡れないため、上流の釣り橋を通行しなければならず危険でした。橋の完成後、大丸水田への用水、人馬の便は画期的に改善され、森山はその功績から侍に取り立てられたが、その後、息子の新五左衛門が京都の寺田屋騒動に関わって死んだことから、父新蔵も連座して切腹したそうです。

大自然の中に構える東方大丸太鼓橋の写真

種別

県指定有形文化財

指定日

平成15年4月24日

所在地

小林市東方字大丸

製造年

弘化4(1847)年

地図

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