大久津古石塔群(おおくつこせきとうぐん)
大久津地区は、北東から南西方向に細長くのびた台地の上にあり、北は谷ノ木川、南は谷、東は山にそれぞれ面しています。大久津古石塔群は、昭和54(1979)年、故黒田清光氏の指導のもと復元されました。この石塔群は、宝塔や五輪塔など約60基あり、その中には国分正八幡宮の社家、桑幡氏二男家分家道方(応永中期)、桑幡氏三男家中納言六代道直(応永中期)、真幸氏七代貞房(南北朝時代)のものが、さらに五輪塔には伊東氏のものもあります。このように多数の石塔があることから、当時、大久津台地が戦略上重要な地点であったことが考えられています。また、大久津地区からは弥生土器も多数出土しています。

種別
市指定有形文化財
指定日
平成2年3月28日
所在地
小林市東方字大久津
年代
室町時代
地図
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教育部 社会教育課
〒886-0004
宮崎県小林市細野38番地1 小林中央公民館
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更新日:2022年02月18日