大久津古石塔群(おおくつこせきとうぐん)

更新日:2022年02月18日

 大久津地区は、北東から南西方向に細長くのびた台地の上にあり、北は谷ノ木川、南は谷、東は山にそれぞれ面しています。大久津古石塔群は、昭和54(1979)年、故黒田清光氏の指導のもと復元されました。この石塔群は、宝塔や五輪塔など約60基あり、その中には国分正八幡宮の社家、桑幡氏二男家分家道方(応永中期)、桑幡氏三男家中納言六代道直(応永中期)、真幸氏七代貞房(南北朝時代)のものが、さらに五輪塔には伊東氏のものもあります。このように多数の石塔があることから、当時、大久津台地が戦略上重要な地点であったことが考えられています。また、大久津地区からは弥生土器も多数出土しています。

雑木林と案内板が近くにある大久津古石塔群の写真

種別

市指定有形文化財

指定日

平成2年3月28日

所在地

小林市東方字大久津

年代

室町時代

地図

この記事に関するお問い合わせ先

教育部 社会教育課

〒886-0004
宮崎県小林市細野38番地1 小林中央公民館

電話番号:0984-22-7912
ファックス:0984-23-9700
お問い合わせはこちら

このページについて、皆さまのご感想をお聞かせください。
このページは見やすかったですか (必須項目)
このページの情報は役に立ちましたか (必須項目)
このページについての要望