漆野原一里塚(うるしのばるいちりづか)

更新日:2022年02月18日

 一里塚は宝永3年(1706)のころ、鹿児島城下の札辻を基点とし、街道筋に設置されたと思われます。この一里塚は、紙屋から綾に至る街道筋に当たり、松や桜・榎などが植えられ、旅人の憩いの場、旅程の目安ともなったようです。この塚は当時の状態を留めていないが「池ノ原」と同じような形状であったものが、昭和5年、漆野原の開田事業によって周囲が削り取られ全く元の状態を失ってしまいました。県内には今町(都城市)・池ノ原・漆野原の3ヶ所が残されています。

芝生が生い茂る中、こんもりと山なりになっている漆野原一里塚の写真

種別

県指定史跡

指定日

昭和11年7月17日

所在地

小林市野尻町紙屋字漆野原

時代

江戸時代

地図

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教育部 社会教育課

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宮崎県小林市細野38番地1 小林中央公民館

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