二原遺跡公園(にわらいせきこうえん)
二原遺跡公園は、県指定史跡である東二原地下式横穴墓群を整備して公園化したものです。
地下式横穴墓は、宮崎県南部、鹿児島県肝属平野を中心に分布する古墳時代の南九州特有の墓です。東二原地下式横穴墓群は、昭和59(1984)年畑を耕作中、1基(1号墓)が発見され、その後、平成2(1990)年に市教育委員会で発掘調査したところ、新たに地下式横穴墓15基のほか直径20メートルの円墳が発見されました。出土品については、人骨が21体分、そのほか、副葬品には鉄鏃、骨鏃、刀子、剣、直刀、鏡、貝輪、朱玉などがあります。これらの出土遺物等から、東二原地下式横穴墓群はおおよそ5世紀末から6世紀前半(約1500年前)に造られたものと考えられます。
二原遺跡公園では、発掘調査が行われた16基の地下式横穴墓のうち2基を発掘調査の時の状態で保存した遺構露出展示をしています。
種別
県指定史跡
指定日
平成27年9月7日
所在地
小林市真方字東二原
年代
古墳時代(5世紀後半~6世紀前半)
構成
地下式横穴墓16基、円墳1基
出土品
鉄剣、鉄刀、鉄鏃、刀子、鏡、貝輪、朱玉、骨鏃など
ご案内
二原遺跡公園は通常、施錠をしています。
毎月第3日曜 9時30分~11時30分に二原遺跡公園の公開を行っています。ガイドボランティアの案内もありますので是非お越しください。
それ以外で見学をご希望の方は、社会教育課へお問い合わせください。
地図
この記事に関するお問い合わせ先
教育部 社会教育課
〒886-0004
宮崎県小林市細野38番地1 小林中央公民館
電話番号:0984-22-7912
ファックス:0984-23-9700
お問い合わせはこちら
- このページについて、皆さまのご感想をお聞かせください。
-
更新日:2022年08月22日