地震に備えましょう

更新日:2022年02月18日

 住み慣れた家でも、いざ避難しようとすると慌ててしまいがちです。家のどの場所にいても安全を保ち、いざというとき慌てないためにも、避難方法や地震対策を備えておきましょう。

震度とマグニチュード

震度は、地震動(揺れ)の強さの程度を表すもので、震度計を用いて観測します。

震度と揺れの感じ方の対応表
震度 屋内の状況 屋外の状況
0 揺れを感じない    
1 屋内にいる人の一部わずかな揺れを感じる。    
2 屋内にいる人の多くが揺れを感じる。眠っている人の一部が目を覚ます。 電灯などの吊り物がわずかに揺れる。  
3 屋内にいる人のほとんどが揺れを感じる。恐怖感を感じる人もいる。 棚にある食器類が音を立てることがある。  
4 かなりの恐怖感。眠っている人のほとんどが目を覚ます。 吊り物は大きく揺れ、食器類は音を立てる。置き物が倒れることも。 電線が大きく揺れる。
歩行者が揺れを感じる。
運転手も揺れを感じる。
5弱 多くの人が身の安全を図ろうとする。 吊り物は激しく揺れ、食器類や書棚の本が落ちることがある。 窓ガラスが割れて落ち、電柱が揺れるブロック塀が崩れることがある。
5強 非常な恐怖を感じる。多くの人が行動に支障を感じる。 テレビが台から落ちたり、タンスなどが倒れることがある。 自動販売機や多くの墓石が倒れる。
自動車の運転が困難となる。
6弱 立っていることが困難になる。 固定していない重い家具の多くが移動、転倒する。 かなりの建物で、壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する。
6強 立っていることができず、はわないと動くことができない。 固定していない重い家具のほとんどが移動、転倒する。戸がはずれて飛ぶことがある。 補強されていないブロック塀のほとんどが崩れる。
7 揺れにほんろうされ、自分の意思で行動できない。 ほとんどの家具が大きく移動し、飛ぶものもある。 補強されているブロック塀も破損するものがある。

日頃からできる安全対策

  • 棚類はL字金具や支え棒などで固定し、窓ガラス部分は、飛散防止フィルムを貼る。
  • 重いものや割れやすいものは高いところに乗せない。
  • テレビや花瓶は高い位置に置かない。額も落ちないよう固定する。
  • 照明器具などのぶら下がっているものは落ちないようにチェーンをつける。
  • 寝室では家具の転倒や落下で怪我をしないよう、家具の配置と寝る位置を工夫する。
  • 安全に避難できるように、出入り口や通路に物を置かない。
  • 家族で連絡方法や避難場所を確認するなど防災について話し合う。

地震が発生したときの行動

大地震がおきると、経過する時間でやるべきことが変わります。状況と対策を把握しましょう。

地震だ!〈最初の揺れは約1分〉落ち着け!身を守れ!火を消せ!

1分から2分 揺れがおさまった。

心得1
  • 火元を確認!(火が出ても落ち着いて消火)
  • 家族は大丈夫か!
  • 津波予想にはすぐ避難。
  • 靴を履く!(家の中も危険物でいっぱい)

3分 みんな無事か?近くに火は出てないか?

心得2
  • 隣近所で助け合う!
  • 見つからない人はいないか?
  • けが人はいないか?
  • 漏電・ガス漏れに注意!
  • 余震に注意!

5分 ラジオをつけろ!電話はなるべく使わない!

心得3
  • 市町村、自主防災組織の情報を確認。
  • デマにまどわされない。
  • 車でにげるな!
  • ブロック塀、がれきに注意!

10分から数時間

  • 協力して消火活動をしよう。
  • 協力して救出活動をしよう。
  • 避難する場合は、ガス栓、ブレーカーを切る。

発生から72時間まで

心得4
  • 水、食料は備蓄でまかなう
  • 災害情報、広報入手・ 壊れた家に入るな!
  • 無理はやめよう!
  • 助け合いの心を持とう。
  • がまんも大切!

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 危機管理課

〒886-8501
宮崎県小林市細野300番地 小林市役所 本館3階

電話番号:0984-23-1175
ファックス:0984-23-6650
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