緊急地震速報について

更新日:2022年02月18日

緊急地震速報のしくみを説明しているイラスト

 緊急地震速報は、最大震度5弱以上と推定される地震の際に、震度4以上の強い揺れが起こると思われる地域を事前にお知らせするものです。
 緊急地震速報では、地震の発生直後に、震源近くで地震(初期微動)をキャッチして、位置・規模・想定される揺れの強さを計算し、強い揺れ(主要動)が始まる数秒~数十秒前にテレビやラジオを通じて知らせます。(上記資料:気象庁)
【ただし、震源に近い地域では、緊急地震速報が強い揺れに間に合わないことがあります。】

緊急地震速報の受け方

 テレビやラジオなどを通じてお伝えします。内容は、地震が起きた場所、強い揺れへの警戒の呼びかけ、強い揺れが推定される対象地域などです。

緊急地震速報を受けたときは

 緊急地震速報を受けた時は、地震の強い揺れが来るまでは数秒から十数秒と短く、多くのことはできません。緊急地震速報を見たり聞いたりしたときには、「周囲の状況に応じて、短い間に慌てずに、まず身の安全を確保する」ことを心がけましょう。

家庭では

  • 家具の移動や落下物から身を守るため、頭を保護しながら大きな家具から離れ、丈夫な机の下などに隠れる。
  • 慌てて外に飛び出さない。
  • その場で火を消せる場合には火の始末をし、火元から離れているところにいる場合は無理して消火しない。
  • 扉を開けて避難路を確保する。

人のおおぜいいる施設(大規模店舗などの集客施設)では

  • 慌てずに施設の係員および従業員の指示に従う。
  • 従業員から指示がない場合は、その場で頭を保護し、揺れに備えて安全な姿勢をとる。
  • つり下がっている照明などからは退避する。
  • 慌てて出口や階段に殺到しない。

エレベーターでは

  • エレベーター内にいた場合は最寄の階で停止し、すぐに降りる。

屋外(街)では

  • ブロック塀の倒壊等や看板、割れたガラスの落下に注意し、建物のそばから離れる。

山やがけ付近では

  • 落石や崖崩れに注意する。

自動車運転中は

  • 後続の運転手が緊急地震速報を聞いているとは限りません。自動車運転中は、慌てて急ハンドルや急ブレーキをかけず緩やかに速度を落とし、ハザードランプを点灯して周りの車に注意を促し、大きな揺れを感じたら、道路の左側に停止する。

鉄道・バス乗車中は

  • バス等に乗車中の場合は、つり革や手すりにしっかり掴まる。

 地震による被害を最小限にとどめるためには、まず一人一人が地震に備えることが大切です。家具、食器などの転倒・移動防止、ガラスの飛散防止フィルムを張るなどの地震対策を徹底しましょう。また、日ごろから地震時に身を守るための行動や方法を確認し、家族で安全な場所の確認などについて話し合っておきましょう。

緊急地震速報に係る悪質商法などに注意

 緊急地震速報は、テレビやラジオなどを通じて知らせるものです。
 これに関し、緊急地震速報の「受信装置設置の義務化」や「気象庁の名をかたる訪問・アンケート調査」等の悪質な行為について情報が寄せられていますので注意ください。

これまでに寄せられた情報例

  1. 「市防災センターからの依頼」など名乗り、行政が緊急地震速報の受信装置を家庭に設置義務化しているかのように説明し、販売しようとする業者が現れた。
    → 気象庁や行政が受信装置の設置等を義務付けたり、直接設置に伺うことはありません。 
  2. 緊急地震速報に関するアンケート調査を口実に、個人情報を記入させる。
    → アンケート調査を行う場合でも、直接訪問したり個人情報の記入をお願いすることはありません。

「緊急地震速報」についてお問い合わせ先

気象庁地震火山部管理課 電話番号:03-3212-8341

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 危機管理課

〒886-8501
宮崎県小林市細野300番地 小林市役所 本館3階

電話番号:0984-23-1175
ファックス:0984-23-6650
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