三之宮峡

更新日:2023年12月28日

台風被害による立入禁止について(令和5年12月28日更新)

台風6号の影響により、現在も遊歩道内への立ち入りを禁止させていただいております。復旧までに時間を要しており、皆様にはご迷惑をおかけしておりますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

再開いたしましたら、このページにてお知らせいたします。

三之宮峡とは

 昭和53年に「宮崎県緑地環境保全地域」に指定され、豊かな自然環境が守られている三之宮峡。大小11のトンネルが連なる約1キロの遊歩道は、昭和30年代まで木炭や木材を運ぶトロッコ道として利用されていたものです。
 遊歩道に入り、しばらく進むと高さ32メートル、幅60メートルの「屏風岩」が現れます。これは、火山灰が固まってできた溶結凝灰岩が風化などによって削られたもの。さらに進むと河童伝説が残る「河童洞」。残したい日本の音風景百選に選ばれた「櫓の轟」。水の浸食によって作られた「千畳岩」と自然の見事な造形美が私たちを楽しませてくれます。
 終点にあるのは市有形文化財の「橋満橋」。戦時中、地元住民を中心に竹筋コンクリートで造られたこの橋は水面から22メートルの高さにあり、周囲の景色と一体となって見事な景観美を見せてくれます。

平成14年9月、「遊歩百選」に選ばれました。

緑の木々に囲まれた三之宮峡で、岩肌と川の水しぶきが写っている写真

橋満橋

 昭和18(1943)年に地元の人々が材料を購入し、地元の人々や祖国振興隊などの奉仕作業で造られました。
戦時中だったため鉄筋が手に入らず、代わりに竹を使った竹筋コンクリート及び石材を用いた大変珍しい橋です。

千畳岩

長い年月をかけて、水の浸食によって作り出された自然の芸術品。畳を敷き詰められたように見えることから「千畳岩」と呼ばれています。

櫓の轟(やぐらのとどろ)

滝つぼをのぞきこむと、淵にこもった滝の音がひびきとどろき渡ります。 「残したい日本の音百選」に選ばれています。高さ:7.5メートル 幅3.6メートル

屏風岩

火山灰が固まった溶結凝灰岩が、風化や浸食によって屏風のような岩です。高さ:32メートル 幅:60メートル

河童洞

 月明かりの夜、人影がない時、河童が遊び戯れるという伝説がある洞窟です。高さ:15メートル 幅:10メートル 深さ:25メートル

青緑色の川面と陽射しが差す小道、高い位置に橋がかかっている橋満橋周辺の風景写真

橋満橋

うっすらと苔の生えた岩の壁を映した屏風岩の写真

屏風岩

地図

この記事に関するお問い合わせ先

経済建設部 商工観光課

〒886-8501
宮崎県小林市細野300番地 小林市役所 本館2階

電話番号:0984-23-1174
ファックス:0984-23-1197
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