チョウザメとは?

更新日:2022年02月18日

そもそもチョウザメとは?チョウザメはサメではない。

 そもそも、チョウザメは鮫ではありません。チョウザメ科に属する魚です。
 体にある硬いウロコが蝶の形をしていることと、全体的な形がサメに似ていることから「チョウザメ」と名づけられました。

トゲのあるハートのような形をした、白いチョウザメのウロコの写真

チョウザメのウロコ

プールの中で、ギザギザした背びれと長細い口をしたチョウザメが何匹か泳いでいる写真

チョウザメ

器に入っているたくさんの黒く小さい粒を、スプーンですくい上げている写真

キャビア

チョウザメって美味しいの?

 サメの仲間とは違うため、肉にアンモニア臭が無く、淡白な美味しい魚です。
 日本名水百選にも選ばれた豊富できれいな湧水で育てられた小林のチョウザメの味は、フグやヒラメに似ており、身はプリプリとした食感で、淡白ながら上品な味わいです。
 女性にも嬉しいコラーゲンもたっぷり。認知症予防に効果のある「カルノシン」や、疲労回復に効果があるとされる「バレニン」も非常に多く含まれており、健康食品としても最近注目されています。
 チョウザメの卵は、世界三大珍味の一つである『キャビア』で有名ですが、チョウザメの魚肉が高級食材として海外で扱われている事をご存じの方は少ないと思います。
 チョウザメの魚肉は古くから食材として利用されておりヨーロッパでは、ロイヤルフィッシュ、中国では、煌魚(エンペラーフィッシュ)と呼ばれ、時の王様や皇帝が食してきたという歴史をもっています。現在でもヨーロッパでは高級食材であり、チョウザメ料理がメニューになければ三ッ星レストランとして認められないそうです。
 高級食材にふさわしく、宮崎県産チョウザメの魚肉料理が全日空(ANA)国際線のファーストクラスで、平成26年9月~11月に提供されました。

背中部分がピンク色をしている、白身魚の刺身の上に、緑の葉が飾りとして置かれている写真

チョウザメの魚肉

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 地方創生課

〒886-8501
宮崎県小林市細野300番地 小林市役所 本館3階

電話番号:0984-23-1148
ファックス:0984-23-6650
お問い合わせはこちら

このページについて、皆さまのご感想をお聞かせください。
このページは見やすかったですか (必須項目)
このページの情報は役に立ちましたか (必須項目)
このページについての要望